オフィスの種類について

オフィスのさまざまな形態

多様化するオフィス

 

「オフィス」と一言でいっても、オフィスビルの一室を借りて営業する従来の形式に加え、海外からのスタイルが徐々に浸透してきています。

最近よく耳にするオフィスの形態をご紹介したいと思います。

 

 

バーチャルオフィス

執務スペースがなく、住所や電話番号等、企業設立に必要な基本情報のみを借りることができる。

 

SOHO

Small Office/Home officeの略で、一般的に、小さなオフィスや自宅でビジネスを行うことの総称として
使われる。(当サイトでは「自宅兼事務所」の意味で使用します)

 

コワーキングスペース

扉がないオープンスペースで、机・椅子・ネットワーク機器などを共有し、仕事を行う場所。

固定スペースがなく、図書館や喫茶店のような感覚。月極や時間制で借りる方式が多い。

 

シェアオフィス

ひとつのオフィスがパーテーションなどで簡単に区切られており、固定スペースで仕事を行うことができる。

机・椅子、ネットワーク機器などが最初から設置されているので、すぐ営業が可能となる。

 

レンタルオフィス

フロアを共有する点では他と同じだが、シェアオフィスよりもしっかり区画分けされていて、
完全個室が割り当てられる。
また、秘書代行サービスなどの様々なサービスが完備されていることが多いため、サービスオフィスなどと
呼ばれることもある。

 

賃貸オフィス

5坪ほどのものから大規模なものまで、広さや設備、場所が自由に選べる。

内装やネットワーク機器等は借主側で自由に選ぶことができ、スペースの使い方も契約の範囲内であれば
自由に設定することができる。

 

 

 

バーチャルオフィスについて

◇メリット

  • 一等地の住所が使える
    賃料の高い一等地の住所でビジネスができるのが大きなメリット。起業したばかりの会社や小さな会社などが利用する大きな理由となっています。
  • イニシャルコスト削減
    オフィスを借りるときには保証金や礼金など、毎月の賃料の何カ月分もの初期費用がかかりますが、バーチャルオフィスの場合は住所を使うだけで実店舗がないため、少額の入会金や保証金で済むことが多いようです。

 

◇デメリット

  • 住所で検索してもヒットしづらい
    ウェブで検索すると、同じ住所に登記している会社が多数存在するため、不信感を持たれる可能性があります。
  • 法人銀行口座の開設が大変
    近年は振り込め詐欺などの犯罪が多く、このような形式をとっている会社の審査が厳しくなっています。事業の実体・事業計画などをしっかり伝える必要があります。

 

 

 

前の記事

縁起の話